はじめに
本年1月に告知しました弊社IRVシリーズに対する不正アクセス事案につきましては、お客様に多大なご不便とご心配をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。
この度、対策版ファームウェアが完成しましたのでリリース致します。
※今回リリースされた最新ファームウェアは、弊社が販売したモデル（IRVシリーズ）専用です。他社製品にインストールした場合、想定外の不具合やトラブルが発生する場合が有ります。ご注意下さい。

対策版ファームウェアの説明
今回リリースしますバージョン5ファームウェアには、次のような不正アクセス対策を施しております。
① 侵入防止
今回確認されているWebポートからDVRに侵入する手口による不正アクセスを防止しました。これにより、Webポートをインターネットからアクセス出来るように設定していただく事が可能になります。（1月以降に弊社のお願いでWebポートを閉じていただいたお客様にはバージョンアップ後に再び設定を元に戻していただいてもDVRを安全にご利用いただけるようになります。）
② クリーニング機能
今回の不正アクセス手口では、侵入後のDVR内に不正スクリプト（不正な命令を実行するプログラム）がインストールされてしまう事例がある事が確認されています。
今回のファームウェアでは既に不正スクリプトがインストールされてしまったDVRから不正スクリプトを除去する機能を実現しております。
これにより、既に不正アクセスを受けた後であっても、DVRを安全に利用できる状態に自動的に復旧出来ます。

対象機種
対象機種の詳細は、以下の文書をご参照下さい。

ダウンロード
当ホームページから、ダウンロードページの「ファームウェア」から対象機種のファームウェアファイルをパソコンにダウンロードしてからUSBメモリーなどにコピーし、レコーダーのバージョンアップを実行して下さい。
バージョンアップ手順は、以下の文書をご参照下さい。